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木製パネル

四代目ウメオの
​縁側日記

​プレジールのことのみならず、趣味のこと、世の中のことなどを様々に、感じたままに気ままに綴っています。さあ、今日も茶でもすすりながら、他愛もない世間話を…

文責:㈲プレジール 四代目ウメオのこと梅澤剛臣

鶴屋


7年ほど前の事。10本しか制作しなかった販売価格が10数万円するブラックフォーマルバッグがありました。表生地に漆箔の高級な西陣織を用いた自慢の逸品でした。

10本のバッグは日本各地の百貨店にある取引先の売り場で販売される事となっていましたが、都内の百貨店を覗いてみてもそのバッグと巡り会える事はありませんでした。旅先で偶々覗いてみた、とある大きな百貨店。その10本のうちの1本が売り場の棚に並んでいました。

「実はこのバッグの制作を担当させて頂いた東京の会社の者で、こんなに遠くでこのように販売して頂いている事が嬉しくなってしまって・・・」と言った感じに思わず販売員さんに声を掛けました。後日、取引先の担当者から「梅澤さん、旅行したでしょ?」と問われ、以後販売員さんに素性を明かして接することは絶対しないようにと注意されました。本来、表に出てはならない「製造卸」の立場を改めて思い知らされ、業務上してはいけない事をしてしまった自らの浅はかさを反省。以後、売り場でどんなに嬉しい光景が広がっていても、販売員さんと込み入った話をする事は我慢しています。

その百貨店。熊本にある鶴屋百貨店と言います。

本当に大きな、館内に入ると思わず楽しくなってしまうような雰囲気の百貨店です。先日の地震以降、館内点検等の影響で営業再開の目処が立たない状況が続いているそうです。

長い事、九州地方に個人的に縁があり、九州では大きな地震は起こらないと理由もなく思い込んでいたその地でのまさかの大地震。

鶴屋が一日も早く多くの人で賑い、一日も早く館内が多くの笑顔で溢れる日が訪れる事を願ってやみません。

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