母校へ
- 四代目ウメオこと梅澤剛臣
- 8月4日
- 読了時間: 2分
ウィーンとパリの万国博に関する講演を聴くため、先週末、母校を訪ねました。
1937年のパリ万国博で金牌を受賞した、当時の長谷川五郎商店が出品したハンドバッグを曾祖父が手掛けていて、
万国博について更に詳しく知る事ができるかも知れない、と考えたのです。
世界史に疎過ぎました。
実はパリでは何度も万国博が開かれていて、今回の講演で取り上げられたのは1889年の万国博。。。
それでも、「ミャクミャク」が人気沸騰中らしい関西万博とは、展示内容も含め、その開催意義があらゆる点で異なる事を改めて学べ、第二次世界大戦前の1937年のパリ万国博で、日本で作られたハンドバッグが金牌を受賞したと言う意義の大きさに思いを馳せる事もできました。
講演後、講演された教授と、曾祖父のバッグの事について話をする事も出来ました。
フランスの近代史を専門とされている先生でも知らなかった事実。
これは面白い!と興味を持って頂けて、更なる展開が期待できるかも知れないシチュエーションとなっています。
それにしても母校。校舎、食堂、体育館、図書館、部室棟とほぼ全ての建物が建て変わり、僕が通っていた当時はいわゆる「団地」が駅から学校へと続く道すがらに広がっていましたが、その団地もオシャレで現代的なマンション群に建て替わり、街の雰囲気が一変。学生も含め、この学校良いね!と贔屓目なしに思える、活き活きとした雰囲気で溢れているキャンパスにも驚かされました。
約30年ぶりに教室に入ったわけですが、建て替え後の校舎。ノスタルジーに支配されることなんぞはありませんでしたが、中学、高校、大学とお世話になった学園への愛校心が出てしまうものですね。思わず買ってしまった校章がプリントされた美濃焼のマグカップで毎朝、カフェオレを飲んでいます。ひと味違うかな?!

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