以前、両親を連れてドイツに出掛けた際に、「駅でも街中でも表記がドイツ語しかなくて良く分からない!」と言われた事がありました。それまで何度もドイツに出掛けていましたが、ドイツ語が分かる僕はドイツ語しか表記がないことに全く気付いていませんでした。「確かに・・・」と改めて納得してしまったことを覚えています。近頃、ドイツに出向いていませんが、英語の表記も増えたでしょうか・・・
今日、都内で乗り慣れていない地下鉄の路線を乗り継ぎました。
乗り慣れている路線であれば、どの辺りに乗り換え口があるか大体分かっているので、案内表示等に頼る事無く、さっさかさっさかと構内を歩けます。
どころが、乗り慣れていない路線となると、さてどっちの方向の電車に乗るんだ?と言う事から始まって、乗り換え口は前か?後ろか?どの階段だ?などと案内表示を頼らざるを得ません。鉄道マニアな僕は、そう言う事も本能的にさっさかさっさか出来てしまいがちなのですが、地下鉄となると話は別。地下で景色が無いからか本能が上手く働きません(笑)
えっと案内表示はどこにあるんだ??普段、ほとんど気になっていませんでしたが、意外と案内板が控え目に設置されているものなのですね。
大江戸線はこっちだぞ~~的に例えば地下ホームの床や壁にラインカラーで導かれるような装飾がなされていたら、分かりやすいだろうなぁ、と思いました。地下鉄各線にはそれぞれラインカラーが割り振られています。JR各線もしかり。それを上手く使わない手はありません。
あと4年少々で東京ではオリンピックが開催され、年を追うごとに日本に、東京に国内外から観光客が押し寄せて来るんだろうと思います。地図記号を分かりやすいものに変えよう!道路標識を変えよう!!と言った動きが見られ始めているようですが、地下鉄やバスをはじめ、都内の公共交通機関をもっと利用しやすくする事も大事だな、とつくづく感じました。
ドイツの街のように歩いて周れるコンパクトさが全く無く、都内のあちらこちらに見所が点在しているところもきっと東京の良いところで魅力の一つ。ようこそ東京へ!
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