実際にモノも作るようになり、接着剤や溶剤を以前より頻繁に使うようになりました。
検品作業が忙しい際はバッグに使用している生地によって乾燥手荒れが酷くなりますが、それはある意味勲章のようなもの。検品の際に、使用する溶剤が指に掛かる事など日常茶飯事で、それも手荒れを酷くする要因でした。
ある日、左手の親指の爪全体が緑色やら黒やらに変色してしまい、最終的に真っ白になりました。皮膚科で診てもらうと、これは水虫菌の仕業だ!と言うでは有りませんか。面白いところに菌が入り込んだもんだ、と思っていたら、爪を削ったものを顕微鏡を覗き込んで調べていた先生が、「菌がいない!おかしい!!」と首を傾げ始めました。
何か爪に刺激を与えませんでしたか?
溶剤が掛かったくらいでは今までこのような事にはならなかったので、思い当たるのは接着剤。指に接着剤がつこうがお構いなし、布でサササと拭って作業を続ける事がしばしばあるのです。
爪の異常は接着剤によるのでは?と言う先生の見立て。付ける薬もないし、爪が生え変わるのを待つしかないと言う診断が下されました。
あれから7ヶ月以上。
爪は生えてくるもののもろいもので、まだまだ元通りにはならないのですが、それでも少しずつ少しずつ根元の方から健康な爪へと生え変わっているのが見て取れます。
爪の成長ってこんなに時間が掛かるもんなんだ・・・
新たな気付き。
少しでも爪の成長が早くなるように、と小魚を買って来てはポリポリ、ポリポリ。
それが爪の成長を促しているかどうかは良く分かりませんが、不思議とイライラする事がほとんど無くなってしまいました。
小魚効果、これも気付き。
一つの事象から気付かされる事が派生します。
爪の成長はただひたすら待つしかありません。
小魚ポリポリ。
イライラせずに綺麗に爪が生え変わるのを気長に待つ事が出来そうです。
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