先日、東京メトロや東急線を利用した際にこん車内アナウンスが流れました。
「最近、車内でつり革の盗難が多発しております。異常を発見されたお客様は乗務員または駅係員までお申し出ください。」
ニュース等で首都圏各線でつり革の盗難が多発しているらしいと言う事を知ってはいましたが、車内アナウンスで注意喚起するほどに多発しているのかと驚き、直ぐさま近くのつり革に欠損が無いか車内を見回してしまったほどです。
つり革はご存知のとおり、天井近くに通されたパイプにネジを使って固定されています。
ストラップの部分は手で引きちぎる事が出来るほど柔ではありません。ネジを外して取るのは時間が掛かり目立つでしょうから、ササっと鋭利な刃物か何かでストラップ部分を切ってしまうのでしょう。
それにしても何目的なのでしょうか。
ひょっとして東京土産にしているのですか?
特に外国の都市の場合、つり革の付いていない電車が走っている都市も多くあり、そう言った場合は珍しいものに見えるかも知れませんもんね。例え、我が町の電車の利便性向上の研究のためと言う理由があったとしても持ち帰って良いはずは有りません。
「ストップ!つり革盗難。」
アナウンスを聞いて以来、電車に乗るたびにつり革確認を怠る事を欠かさない鉄道愛好家な僕です。
ちなに僕の部屋にもつり革があります。
カーテンレールにくっつけた写真のものなのですが、勿論盗品ではありません。
安心して下さい。
子供の頃、「電車とバスの博物館」の売店で買い求めたもので、現在の電車内にあるつり革よりもストラップが長めの旧タイプ。それこそ「何のため?」とお思いかも知れませんが、あくまでも「観賞用」です。これを使ってつり輪運動を楽しんでいる訳では決してありません。