当選おめでとうございます!
と、招待状が届いて以来、指折り数えて楽しみにしていた3月12日。
上野にある車庫から乗り込み、ゆっくりと走り出した臨時特別列車は、銀座線から丸ノ内線へと直通運転され、中野富士見町にある工場まで最後の運行を行いました。
1編成目が登場してから33年。最後まで残っていた銀座線の銀色の車両(01系)が引退する事を記念して催された「01系ラストランイベント」。
幸運にも抽選に当選、夢のような時間を過ごしました。
検車区の皆さんが手を振って列車を見送るなか片道切符で走り出した01系は、ノンストップで地下を疾走。
途中、多くの駅で駅員さんたちやファンの人たちが列車を見送っていた光景も印象的でした。
中野工場到着後、東京メトロのヘルメットを渡されて始まった丸ノ内線の工場見学。
こう言った点検、整備が行われるおかげで、当たり前のように、安全運行される電車に安心して乗る事が出来る訳ですね。
続いて、鉄道写真家中井精也さんによる写真撮影レクチャー。
青空のもとでの、最後の撮影会。
線路上を歩き、見上げるような形、真横から、真正面から。様々な角度から撮った写真は200枚以上にもなりました。
中井精也さんとも一緒に記念写真。
運転室にも入れて貰い、撮って貰った記念写真はこんな感じ。何だかドヤ顔です。
まるでテレビ番組「タモリ倶楽部」のように進んで行ったイベントの最後には実際に01系で使われていたつり革の持ち手2個と銀座線風呂敷、01系のイラストが描かれた特製サランラップのお土産まで。持ち手2個と風呂敷でトートバッグが作れるようになっていた事に、職業柄、ほほぉ~と感心、新たな意外なヒントも貰えました。
今回最後に引退し、ボクが乗せて貰った列車は1991年に作られた車両。ボクが高校3年のときに生まれた車両です。
まだまだ若造じゃないか・・・
寂しさも感じられる引退ですが、このイベントを通じて、現場でも、乗客からも、ファンからも愛されていた車両だった事が改めて良く分かりました。
本当に心から楽しませて貰ったイベントに参加でき、あの一日が一生の思い出の一つとして心に刻まれた事は間違い有りません。東京メトロの皆さん、本当にどうも有難うございました。
あ~楽しかった!