昨晩、六本木ヒルズにある映画館「TOHOシネマズ六本木」でライブビューイングイベントがありました。10数年もの長きに渡りファンクラブに入っている「TUBE」は昨年4枚のシングル曲を発売していて、同じ映画監督さんの手によって各曲のミュージックビデオが作られました。それぞれにストーリー性があるものの、意味が良く分からない箇所もありました。実はそれら4本のミュージックビデオが一つの映像作品に纏められると1本の映画となる仕組みとなっていて、そのお披露目と昨年のデビュー30周年記念日6月1日に行われたライブの模様がディレクターズカット版として上映されたのです。それらは全国津々浦々の映画館で同時上映され、僕が出掛けた六本木の映画館ではメンバーたちによる舞台挨拶も行われ、その模様が全スクリーンの生中継されました。
どうせなら舞台挨拶も見てみたい!と思い、何の気負いもなくファンクラブ先行抽選販売に申し込み、無事当選。そのチケットは抽選倍率10倍ものプレミアムチケットだった事を知り、ついてた!!ついてる!!と小躍りです。
1本の作品にまとめられた映画は、解釈の仕方によっては悲しくも切なくもあるものでした。その性質上メンバーたちがところどころにチラリと登場するのですが、そう言った挿入部分を大胆にカット、更にシーンを加えて肉付けされた作品を観てみたくもなりました。「ミュージックビデオ」と言う趣旨から言えば、紡がれている曲のト書きのように曲が情景化されて行くと言う訳で、それがとても興味深く、面白く感じられました。
続いて上映されたライブビデオ。ライブの模様をスクリーンで観ると言うのは初めての経験でしたが、汗の粒まで分かるほどの高画質大画面とライブ会場にいるかのような迫力ある音響にライブ1本をイイとこ取りで見せて貰えて大満足でした。
ライブ会場に趣くと席から立ち上がり、ただただ盛り上がって全力で楽しむ訳ですが、映画館の座席に座って冷静にその模様を見ていると、何で自分がこのおじさん達にこんなにも惹かれてしまうのかを改めて気付かされました。
表情。
歌詞。
メロディー。
歌唱。
舞台上全ての人々のそれぞれのパフォーマンス。
全てが僕の音楽の好みそのものです。
歌詞も哲学的過ぎず、声やメロディーは耳心地良く、スっと心に響く。しかもあの絶大な歌唱力。
まさにストレスフリー。
聴けば聴くほど「あ~スッキリした!」とデトックス出来るのは恐らくそのためです。
音楽を聞いて、楽しめて、ストレスを解消し、エナジー補給。
こう言う「心地良さ」を僕は僕のフィールドで発揮出来るように工夫と努力を重ねなければなりません。ファンがつく、ファンが出来るっていう事はきっとそう言う欠片の積み重ねです。
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