先日、業界関係者向けのファッション関連の見本市に出掛けました。
百貨店や専門店のバイヤーも多く集まる見本市。700あまりのブースが並ぶ場内には国内外から多くの会社が「我が社の新製品や売れ筋お勧め商品」を携えて出展していて、効率的に「今」を知るには非常に刺激的です。
「いらっしゃいませ!」
「サンプル品をどうぞ!」
「新製品のバッグをご覧になりませんか?」
と、ブースの前で勧誘をする人々。
広い場内を隈なく見て回るには各ブースで足を止めるワケにはいかず、ブースの前を通り過ぎる恐らく2~3秒くらいの時間で、「おっ、この会社の商品は面白いな!話を聞かせて貰おう。」と言う判断をしなければならなくなります。
呼び込みも、ブースのデザインや商品の並べ方と共に、発信したり気を引く上で有効なのです。
しかし、なかにはこんなブースが数多く見られました。
ブース内に置いてある机に突っ伏して爆睡している。
スマートフォンにすっかり夢中になっている。
社員同士で喧々諤々の会話を楽しんでいる。
読書中。(読書の秋)
弁当食ってる。(食欲の秋)
一目で外国の会社である事がわかるブースだと、言葉の心配もあり益々通過せざるを得なくなります。そもそも展示されている商品自体に何の魅力も感じられません。
そんな近寄りがたいブースはほぼ全てが中国の会社のものでした。
国民性やお国柄がモロに出ていて、非常に面白く思えました。
売る気はあるのかなぁ。
無いでしょうね。(笑)