着物デザイナーの豆千代さんとのコラボレーション企画である、ゴッホ美術館向けプロジェクトに関してブログを綴ったのはサンプルバッグをオランダに向けて発送して以来の事になるでしょうか。それっきり一言もブログに綴っていないので、
「はは~ん、ポシャったな・・・」
とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんね。
あ~そんな話もあったよね、とすっかりお忘れの方が大半かも知れません。
お陰様でプロジェクトは着実に進行中です。
オランダ・アムステルダムにあるゴッホ美術館のリニューアル工事が予定より遅れてしまっているため、そのリニューアル工事に合わせて誕生する新しいミュージアムショップのオープンも遅れてしまっているそうで、商品作りはこれから始まります。今回弊社が供給させて頂くハンドバッグはそのミュージアムショップで販売されます、お店が出来なければどうにもこうにも行きません。
先日、初めて豆千代さんにお目に掛かれる機会に恵まれました。
豆千代さんは「着物」のみならず日本の伝統的な工芸品全体に大変造詣の深い方で、そう言った工芸品を後世に残し、世界中の人々に知ってもらうための活動もされている、明るく楽しい江戸っ子な方でした。そんな豆千代さん主導の一大プロジェクトのお手伝いをさせて頂く事が出来た「ご縁」を改めて嬉しく思うと同時に身の引き締まる思いです。
そんなご縁を生んだのがこのウェブサイトであることも分かりました。世界中からアクセスが出来るのでロシアやアフリカ、中国など何かしらの「工作目的」と思しきアクセスも増えて来ているのですが、あらゆるブロックを設定し他国からアクセスしにくいようなサイト構成にせず、またコツコツと自作しておいて本当に良かったと思えた瞬間でした。
豆千代さんが暮らしているアムステルダムに関するお話も伺って、興味は益々膨らむばかり。
日本人のみならず世界中の人々が「こんなバッグに巡り会えて本当にハッピーだ!」と思ってもらえるような商品を供給し続ける事が出来るように精進し、このプロジェクトに関する事柄も弊ブログで時折ご報告して行こうと思っています。
弊社の手仕事の技術の粋を集めた粋な日本のバッグがオランダにあるお店に並ぶ事を想像するだけでワクワクして来る今日この頃です。