「いやぁ、間に合わないかも知れないよ・・・」
職人さんにそんな事を言われつつも「何とか頼みます!」と12月半ばから鋭意制作作業を進めてもらっていた、着物デザイナー豆千代さんからご依頼頂いていたサンプルバッグ全3種が無事に約束の期限内に完成し、アムステルダムに向けてまずは豆千代さんの東京事務所宛に発送出来ました。
バトンが海を渡ります、取り敢えずホッとしました。
来週アムステルダムで行われれると言う最終プレゼンテーションの場にサンプルバッグが無ければ話になりません。輸送にもある程度の日数が必要になりますし、ギリギリでの完成となりました。
表素材として使用する生地に商品化の際はゴッホにまつわる刺繍が施されたり、サンプルバッグとはまた印象が格段に変わるはずですが、刺繍が無い状態であっても「日本の伝統」をバッグ作りの面から訴え掛ける事が出来るようにと作業を行いました。豆千代さんのおかげで狙い通り、日本ならではの作りと雰囲気の、かと言って日本的過ぎないバッグに仕上げりました。
あとは最終プレゼンテーションが大成功を以て終了することを願うのみです。
頑張って、豆千代さん。
僭越ながら東京から声援を送らせて頂きます。