母校である獨協大学が創立50周年を迎えた記念行事として、全ての卒業生を対象とした「ホームカミングデー」が開催されました。大学を卒業してから既に18年。卒業後、大学を訪れる機会もほとんどありませんでしたので、これを機会に久しぶりに母校を訪ねてみました。
キャンパス内は校舎や体育館、学生会館などの建て替え工事が着々と進行中で、当時の面影を探す事に苦労するほどでしたが、まだ今ならば同時を偲ぶ建物が残っています。
キャンパスと言うのは不思議なもので、そこに足を踏み入れた瞬間にすっかり忘れていた学生時代の記憶が徐々に鮮明に蘇ります。ちょうど学園祭も開催されていて、後輩たちの様子も垣間見れましたが、ほのぼのとした学園の雰囲気は当時のままのようにも思えて、更に懐かしさがこみ上げます。
ホームカミングデーの懇親会ではゼミの先生、先輩、学生時代に可愛がって下さった他学部の先生にも久しぶりにお目に掛かれ、今の自分の立ち位置を改めて再確認出来る機会にもなりました。在学当時と比べるとこれでもかなり落ち着いた雰囲気になっています。あのキャンパスで学んだ本当に様々な事が基礎となって今があります。
久しぶりの母校。
当時思い描いていた「未来」通りの道を歩めていないかも知れませんが、一歩ずつ進み続けているこの道は決して悪いものではなく、思っていた以上に楽しい充実したものとなっています。サラリーマンではなく、自営業で家業。しかもバッグの製造卸業と言うこの道は歩ける事自体が稀な道です。「獨協生」である事を誇りにして更に「バッグ道」に邁進して行きたいと言う思いを新たに出来ました。